日頃のご愛顧本当にありがとうございます。
また、スリーブの供給に関し大変なご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
現在鋭意安定供給可能なUVカットフィルムの調達・開発に注力している状況です。
そんな中、第一弾としてOPPを中心とした簡易コーナーカットで試作販売をさせて頂きました。(試作Model1)
アンケートの結果、透明度に関し、非常に好評を得た一方、素材の違いから現行商品と同じ厚みではありますが薄く感じる等のご意見も頂きました。しかしながら全体としては非常に好評でした。アンケートにご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
少しだけ、ここでアンケートの結果を共有させて頂きます。アンケートのN数はテスト販売した約50です。
いかがでしょうか?透明度は測定器においても光の透過率90%を誇る為、やはり評判は良かったです。
概ね問題ない結果に。フィルムのコシが現行より無い分、薄く感じる方もいたようですが、ネガティブな反応は無しでした。
ここで勘違いして欲しくないのが、現行のコーナーカットエディションは非常に緻密なカットが施されています。とある場所にあるアトリエにて手作業でカットしております。その為、蓋をした際に角のツノが立たないのが特徴です。対して、試作Model1はラインにてカット加工がなされています。その為、角のツノはどうしても残ってしまいます。現行のコーナーカットの目的は「角のツノが立たない」「表から見て蓋の部分がはみ出ない」「剥がれずらい」。対してModel1のコーナーカットの目的は「表から見て蓋の部分がはみ出ない」「剥がれずらい」です。明確に目的が違うんです。製品企画段階から、「見栄えを最上級にする」というテーマで作成してきました。マーケットからも非常に好評を博し、評価を頂いているところではありますが、一枚一枚検品が必要、製袋してから、もうひと肯定必要。職人がカットしているので納期が不明瞭という大きなデメリットがあります。アンケート結果は他の質問と異なり、多少ネガティブな評価もございましたが、概ねご理解頂けると判断させていただきました。その為、在庫の状況に余裕が生じるまでは工場でのラインカットVerを中心に考えていこうと思っています。(試作Model1同様)
廉価版って表現はちょっと間違っていたなぁっと思っています。現行と製造コストも変わらないんですよね・・・開発者としてはやはりコーナーカットに強い拘りと達成感があったので、それより劣っている感覚にどうしてもなってしまっていたので、このような表現となりました。しかしながらアンケート結果で見て取れるように、あれだけ評価されているPSAスリーブコーナーカットエディションに取って代わる感覚をお持ちの方も結構いらっしゃいました。特に評価が高いのが透明度でした。
もちろんUVカットスリーブですから、UVカット率もしっかり維持しております。
しかしながら現行品は太陽光に近い波長帯において効果を発揮する仕様となっておりますが、試作Model1は室内灯対策メインの仕様となっております。
波長帯190-380nmアベレージで80%カットの仕様となっております。
※この数値はフィルムメーカーの検証値であり、当社がカット率を保証するものではありません。
っということで、このModel1の試作から量産試作の段階に移行し1万枚作成しました。より多くの方に手にとって頂きたい為、大変恐れ入りますが、当面は25枚パックでのご提供とさせてください。(需要がある程度収束し、在庫に余裕がありましたら50枚パックの提供も検討致します。)
実は余談ではありますが、100ミクロンのスリーブを企画しております。
第一回目の試作では製造上の公差で大きくなってしまった為、現段階では販売を控えますが、今後サンプル品としてPSA関連商品をご購入のお客様に1枚ずつサンプルをおつけしようかと企画しております。(開始時期はまた追ってご案内致します。)ぜひ触ってみてください。私はある種のケース的な役割を担えるなと感じました。
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