日本出しか米国直出しか?

PSA

本記事はBASE SHOP Blogの焼き直しです。
みなさんこんにちは。THE CARDのN.です。

PSA米国への直だし分と日本支社再開後の提出分の
データ作成・カード整理・梱包に追われておりました。

本日はPSA直出しと日本支社出しの考え方についてのお話です。
従いまして、みなさんにどれだけ有益かわかりませんが、直出しする方にとっては
スケジュール感の一つの目安になれば幸いです。

さて、今現在のN.の方針として米国PSA直出しは下記サービスにて実施
バルクに関しては日本支社出しという形で考えています。

■米国PSA価格表

◆Super Express ($2,500-$4,999) $200/card     2営業日
◆Express           ($1,000-$2,499)      $75/card      5営業日
◆Regular             ($500-$999)            $50/card    20営業日
◆Economy           ($100-$499)            $20/card    40営業日 ←休止中

前回実績だと荷物のPSA引き受けが8月12日、WEBレビューが14日に可能となり
スーパー エクスプレスが18日に鑑定結果確認、 エクスプレスが22日、レギュラーが9月1日でした。
そして日本で受け取ったのが9月4日でした。FEDEXの輸送はかなり早いですね。

私の不在であったり、サブミッション提出時の返送先住所を変更したりで時間が必要以上にかかったことを考えると、恐らくレギュラーサービスまでは、現在1ヶ月以内に戻ってくると考えて間違いないと思います。きっと余計なことをしなければ、スーパー エクスプレス、エクスプレスサービスはもっと早くなるかと思います。

エコノミーサービスに関しては8月12日にPSAに到着した荷物ですが、登録されたのは8月31日でした。ここからカードの情報が確認できるようになったのが9月17日で、戻ってきたのが2021年の2月5日でした。約半年ですね(笑)休止してよかったと思います・・・。

ちなみに同日バルクも発送していますが、こちらは2021年現在まだカード名リサーチ中です。
1年かかるかもしれませんね・・・そう考えると本日12月分の納品も遅延する通知が来ておりましたが、それでも十分日本支社早いですよね。(バルク比較)遅延遅延ですが、落ち着きましょう!

っということでバルクは日本支社なのです!

■日本支社価格表(税抜)※二月分まで(現時点で終了している価格です)

◆プレミアムサービス(10万円超~100万円以下)   6,000円   約2-3ヶ月
◆レギュラーサービス(10万円以下)         3,000円   約2-3ヶ月
◆バルク50枚以上    (10万円以下)                      1,500円   約2-3ヶ月
◆バルク100枚以上  (10万円以下)            1,000円   約2-3ヶ月

(4月より)↓↓↓↓(4月より)
名称も米国本社とあわせにきました。

◆スーパーXP (250,001円~1,000,000円以下) 25,000円   約2-3ヶ月
◆XP            (50,001円~250,000円以下)    6,000円   約2-3ヶ月
◆レギュラーサービス    (1〜50,000円以下)         3,000円   約2-3ヶ月
◆バルク100枚以上   (50,000円以下)           1,100円   約2-3ヶ月

価格改定後、金額や申告価格の範囲も米国よりになりました。
特にバルクが5万以下になったことはN.的にはかなり痛いです。ただ米国は100ドル以下なのでそれでも耐えた感じはしますが・・・。
全体的に高額カードに関してそれなりの金額を取るようになった印象ですね。
それに対して鑑定期間は上記プランは表記上は約2-3ヶ月です。(実際は現在4ヶ月前後)
よってさらにバルク以上は米国の方が有利な印象を私は持っています。(納期と価格の差で)

バルクサービスは5万円以下になってしまったとはいえ、やはり鑑定領・申告価格と納期の面において日本支社が有利だと思います。ましてや米国のバルクは本当にいつ終わるのか全くわからない。
暗礁に乗り上げた状態です(笑)

次にプレミアムサービス改めエクスプレス関連

ここは難しい選択が迫られることになりましたね。100万以下までは6,000円で鑑定できた日本支社が価格改定により25万〜100万の申告価格帯のカードが25,000円に。
米国が5000ドル〜9999ドルまでが鑑定料500ドルなので、申告価格帯が50万〜100万のカードは25,000円でも日本支社ですかね。納期はかかりますが。。

申告価格帯が高いカードに関しては日本支社、相当の値上げを図ったことになりますね。

自身が持っているカードの申告価格を鑑み、直出しがいいのか日本出しがいいのかをきちんと判断して戦略を考えていきましょう!ただし米国直出しが誰でも出来るかというとそういうわけでもなく、リスクも日本支社出しよりも圧倒的に高いことから、あくまでも直出ししようかなぁって考えている方のみ真剣に考えてみてください!安易な直出しはお勧めしません!

■米国直出しのリスクについて!

先ほど申し上げた通り、誰でもかれでも直出ししましょう!っていうのは全くなく、当然メリットもありますが、デメリットもあります。そこで考えうるデメリットについてきちんと把握しておきましょう。

・荷物紛失リスク

なくなったらもともこもありません。最大の恐怖です。日本と違い、輸送時の中身の抜き取り等も発生します。普通に怖いですよね。

・国際輸送費用

国際郵便が止まっている以上、米国PSA直だしの輸送キャリアはFEDEX一択です。
いつ再開するのか・・だいぶ長期間停止中です。

PSAはFEDEXか国際郵便以外の荷物を認めていません。UPSやDHLはNGです。そしてこれら輸送キャリアの中でFEDEXはお高め。なんやかんや割引はありますが、それでも2万近くします。大口の契約等あれば破格に安くなるらしいですが・・・FEDEX BOXや袋を使い梱包すれば1万前後まで落とせまますが、大切なカード。きっちり国際輸送に耐え、ダメージがつかないよう梱包したいので、どうしても大きくなりがち。このコストも馬鹿になりません。
(N.は大量に出すのでそもそも小さくはむりなんですが。。。)

・通関手続きについて

現状PSAからのインボイスはもともとの持ち主に鑑定をし返却と記載があり、税関申告価格は鑑定料です。初めて出したとき、カードの申告価額だったらえらい額になるとドキドキしましたが、鑑定料に対してでした。普通に考えれば当然ですが。。

また、関税に関しては、品目がスポーツカードとしてなので非課税です。
ただ、何度か遊戯用のカードとして3.6%取られたことがあります。運ですね。
日本郵便がキャリアになってくれると、受け取り時に通関内容に納得しないということで異議申し立てのチャンスがあります。(これは受け渡し時にお金を払うから)
一方FEDEXの場合は、事前指示を出せますのである程度はコントロールできますが、通ってから納得いかないといっての異議申し立てはできません。ここら辺は出たとこ勝負ですね。

また、消費税も馬鹿になりません。日本郵便の国際郵便を使えば再輸入免税制度で消費税も0にする方法があるのですが、再開していないので・・。個人貨物としてであれば消費税の減免処置がうけられますので、これも気になる方は事前にフェデックスに申し送りしましょう!ちなみにFEDEXはシリアルがないものは基本再輸入免税として通関業務は受け付けないとの事でした。DHLはやってくれるのですが、、、対象キャリアではないので。

ここでワンポイントアドバイス。
PSAから日本に発送される際のインボイスの中に日本語訳で持ち主に返す的な内容が書いていることからFEDEXが気を利かせてこんな状態になることがよくあります。

FedExはトレーディングカードのようなシリアルのない物は再輸入免税がきくように輸出証明書を作成してくれません。こちらが作ってもダメです。
ですので、きちんと税金お支払いしますので、再輸入免税の手続きはしなくて結構ですのでそのまま通関通してくださいと事前にリクエストをしているとこのような事が起きなくて済みます。厄介なのはこうなる時もあれば、ならない時もある。担当者の匙加減なんですよね。
毎回こうなると嫌なのでPSAからの荷物は全部再輸入免税手続き不要と記録を残してもらうことにしました。

・トラブル対応

全部自分で処理。わからないこと、鑑定中に何かステータスに異常が発生しても全部英語。
またメール送っても返信が放置されることすらままある。
OKと回答がきたのになってないこともある(笑)
日本支社はアラムさんが対応していると思いますが、即日返信があり安心感満載です。

・とにかく全部英語

カードの登録も全部英語。カード名も英語。慣れるまでは一苦労です。
検索しながら英語名を探し当てて記入。慣れるまでは一苦労。
便利なサイトがあるので助かってますが、なかったら地獄です。下手したら諦めているレベルです。


っということで、ざくっと米国出しと日本出しの話を書きました。
悩まれている方がいらっしゃったら参考までに。
時間ができたら米国PSAのサブミッション登録の方法をまとめようと思います!

最後に米国直だしのレギュレーションが一部変更になっています。

今までは箱にサービス名を記載しておりましたが、現在バーコードを貼る形に

変更となりました。お忘れなきよう。

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